RICO Caplio R3 工学7.1倍 500万画素 はたして修理できるか? 


本当にこりずに落札してしまった、ジャンク品デジカメ・・・。 レンズが閉まらないのは、樹脂の折れが多いんだよね・・・。
直らないかも・・・。

● 故障デジカメ(3200円でGet!)

            

                         今回は、このデジカメだ! リコー カプリオ R3

早速修理しましょう!

● 早速分解です!
         
 まずは、外装を剥がします。

 問題のレンズを慎重に分離します。 レンズは2本のケーブル(フレキシブル基板)にてメイン基板につながっています。

● レンズユニットを分解
              
              レンズのアップ画像です。

           あら? 中から何か出てきました。


● なに? この物体?

    
 あらら、何かの磁石です。
どこの磁石か探していると、同じ物が1個だけ付いた部分を発見!


● 何と! 手ブレ制御用機構から磁石が外れています。

    
   コイルで、CCDが上下左右に移動するようになっています。 これが手ぶれ防止か〜
   これが引っ掛かってレンズが閉まらなかったのかなぁ?

● さて、磁石を戻さないと・・・。

    

   登場したのは、エポキシ系接着剤 時間はかかるけどしっかりくっつくのはこれ!
   瞬間接着剤よりも扱いやすい時もある。
   298円なり!
   高速硬化 1分型

● さて接着しよう!

                                   
   少し浮かせて接着するのがこれまた大変!           ようやく3個接着できました

   磁石の下に、電線を1本はさみ込んで、硬化するまで待ちます。

● さらに、少し置いてから、組み立てます。
  
              

  リコーのデジカメは、レンズがユニットとなっているので意外に作業がしやすいです。
  しかし、この小さいコネクターの扱いに苦労しました。
  指がつりそう!

 ● 元の形に戻ってきました

                  
   果たして写真は撮れるのでしょうか?

電源を入れてみます

 ● 電源ON!

         
   おっ!写った    また、仲間が増えました

撮影してみました


   
   この写真は、景色が良くないとの意見がありましたのでボツ

   
  札幌手稲山スキー場にて撮影

  中々綺麗に写りました。
  このデジカメは、電池が長持ちするので、現場撮影に良いですね。
  早速使うことにします。

  手ブレ補正もきちんと動作しているようです。 キーンと言う駆動音が聞こえます。

このデジカメ液晶が少しおかしいのでした。

何処がおかしいかと言うと、液晶の右下がちょっと黒いところがあるのです。
これは修理できないので、3台目のデジカメ(ブラックモデル)から液晶だけいただきます。

  黒い模様はこんな感じです。

  
  気にならないと言えば気にならないが・・・。

  さて、
  黒いデジカメから液晶だけを取り出しましょう。

  
  犠牲の黒カメ

  取り出した液晶ディスプレイ 2.5インチらしい (CaplioR3とR4では液晶解像度も違う)

  

  はい交換完了

  
  綺麗に写ってます

リコーのデジカメは写りはいまいちですが、機敏性が良いので使い勝手は良いと思います。

  無駄使いにならなくて良かった良かった!