No.18 Rock-ola TEMPO2 (1479)
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修理期間 2011年7月21日〜2011月9月10日 (2ヶ月)
1960年製造
札幌市手稲区星置にある アメリカンレストランMKYに置いてあるジュークボックス
時々お店で修理、調整していたのですが、この度工房に入れて徹底的に修理する事にしました。
TEMPO2がやってきました
まずは、メカを降ろします。大きいメカです。
選曲不調があると、接点復活剤を吹きかけていたため、メモリーユニットはドロドロで結局悪化していました。
細かい作業ですが、分解しても大丈夫そうだったので、分解しキレイに清掃、注油します。
キレイになったメモリーピン 素人は絶対分解禁止です。
10本のピンを同時にはめないといけない為、組立られなくなります。
1曲1曲がコイルになっています これも上下閉めるのに一苦労
ベースの清掃が完了、ギアもキレイになりました 適切注油します
トランスファーアーム塗装に劣化があり、ボロボロ剥がれてくるので、全部剥がして再塗装しました。
傷一つ無くピカピカです
キレイに文字入れしました
トラブルの元 スイッチ類は新品に交換
段々組み上がってきました
モーターのカーボンブラシがあと数ミリ 故障を未然に防げました新品に交換します。

硬化して滑るようになったアイドラホイールは新品に交換します。
新品があると言うのがアメリカ製の良い所です。
日本製は、残念ながら皆無 物を大切にするというのは、アメリカの方があるのだろうか?

A−B−C切り換えスイッチのランプ用接点が燃えて無くなってしまったため、
別のスイッチを取り付けランプだけそちらで点灯するよう改造しました。
バイク用ランプを入れていた為、過電流で燃えたようです。定格はまもらなければいけません。
メカがキレイになり、完了しました。さて動くかな?
以前コンデンサ交換キットにてレストアしましたが粗悪なコンデンサだったらしく
1年たらずで液漏れしていたので、余裕のある日本製に交換しました。見た目も良い。
レストア完了
お店に置くとこんな感じです。
こちらのジュークボックスは、アメリカンレストラン MKYにて実際に
聞く事が出来ます
札幌市手稲区星置1条4-8-16
アメリカンレストラン MKY
実際の演奏はこちら(Youtube)
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