No.33 Seeburg SS-160(Stereo Showcase)
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2013年12月28日〜1月6日 (10日間)

1967年製

オークションに出品されていて、修理してくれる所も無いのでと書かれており。
こちらから修理出来ますよと連絡したところ、修理して欲しいと言う事になりました。




Seeburg STEREO Showcase SS160 と言う機種になります。




結構サビが多いです。  確かに演奏出来ません。 メカの動作が変です。






早速 セレクションユニットから作業を開始します。

非常に劣化しています。







非常に劣化しているコンデンサです。 液漏れして相当経過したようです。






トランスも結線が変です。 だれか修理したようです。






工房の修理は、必要な箇所は正しく交換します。 後ほどリレーも交換です。






マルチスピードユニット(33RPM)が内蔵されているので、ついでに修理しておきましょう。





これで大丈夫でしょう。






アンプです。 明らかに修理痕がありますが、相当液漏れした跡があります。






予算が少ないため、電解のみ交換です。






さて、メカをレストアしましょう。





ギトギトです。






油を落とすには分解せねばなりませんので、メカはピカピカになります。






ベースも洗浄し、綺麗に、しかも正常に動作する様になりました。






ジャケットホルダー回転用モーターを交換します。
レコードジャケットが回転して、10枚も飾れるんです






キートップも研磨しておきます。






ここまで綺麗になります。






クレジットインデックスも交換しましょう。 断然綺麗で映えます。






綺麗に文字が出ます。






見事に生まれ変わった、Seeburg SS−160 STEREO Showcace。






キチンと修理すれば、キチンと動くし、いい音になります。






良いですね。 修理は完了です。

実際の演奏はこちらでご覧頂けます。(Youtube)


33回転演奏はこちらでご覧頂けます。(Youtube)


ジャケットホルダー回転はこちらでご覧頂けます。(Youtube)


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