No.62 COLIMBIA JB-60
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修理期間 2016年8月9日〜2016年11月21日

真空管式 30枚 60曲






コロムビア JB−60 かなり傷みが酷い 何処まで修復可能か






下部もひどい劣化だ バリバリ 直るのか?






上も酷い どうする?






正面はまぁまぁ、渋い正面






中はめちゃくちゃ






これは、貼り替えかな?






さて、どこから手を付けるか






これが、コロムビアの真空管アンプだ!






移動に困るので、キャスターを新品に交換する






と、言っても底板がブヨブヨなので、補強してからキャスターを付ける






バリバリの裏板も新調するため準備しておく






自分で穴開けてもこんなに綺麗なのです






塗装しておく






上の裏板も製作






良いじゃなか!






冬は良いんですよ、ストーブ熱で乾燥が早い






真鍮釘でプレートを移植






金網を塗装するのだ、緑色に・・・






上出来だ!






裏板はこれでOK 次は、中身






真空管アンプ






汚い






濡れて問題ある部品を外し、洗浄






制御用電源部分は新たに製作






コンデンサ穴は、パンチで抜く 工場みたいに綺麗な断面






アンプ完成






次は、メカニズム






バラバラ






電磁石、モーター類の整備






カムとモーター






ブレーキソレノイドが断線している どうするか・・・






巻いてみた 若干線が太かったようだ 失敗






スイッチは全て新品に! 初代モデルだからスイッチが多い






綺麗になって元に戻ってきた






ベルト駆動装置も整備






これで回転はバッチリだ






トーンアームユニット






汚いし、サビサビ しかも部品が細かい






バネ大丈夫だろうか?






嘘のように綺麗になりました






組み上がってきた






配線類を整える






本体の整備






配線を直しつつ、復元






安定器は新品に






メモリーユニットを整備






裏は複雑だ






磁石がたくさん付いている






裏はこんな感じ






汚れが酷いので磨きます






ピカピカになりました(見えないけどね)






スイッチの交換






これも綺麗にする






組立完了! さて、動くか






リードアウトスイッチの交換






スイッチ、ボリュームパネル 錆びてるが、どうするか・・・






研磨して、塗装 文字が消えた・・・・






文字も塗装で仕上げた






おお〜 新品だ!






リレーは交換出来なかった






コンデンサ類は交換しよう






アッパースピーカーの鳴りが悪い エッジが硬化してコーンが動かないのが
原因だ! 新品に交換する






ぴったりだ 音も良さそう






上の剥がれは、メラミン化粧板を貼ることにした






新品みたいな仕上がりに






ここまで拘れば、全体の仕上がりに関係してくる






修理完了 うそみたいに綺麗です







これは置いておきたいなぁ