No.70 Victor JB-1810 その5
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修理期間 2017年11月19日〜2017年3月15日

トランジスター式 40枚 80曲






このジュークは、修理の参考にされたジュークボックスと言う事で
状態は良くなかった







底板はブヨブヨであった







さてどうしていくか?







外装の傷みも多い







先ずは底板を修正しよう







木工ボンド塗りまくりです この辺はやっぱり大工の分類か?







とりあえず黒く塗って乾くのを待とう







側面の下処理をしておこう







このシミは、恐らく飲み物をこぼした跡だろう・・・







工房の技術力ではこうなりますが







やれる物はまとめてやる。 コイン返却口もブラスト研摩、塗装







入手出来ないスリムライン安定器はこの際撤去して、LEDモジュールに変更する







内部を全塗装、電線クランプも新品に交換







セレクターのレストア







コンデンサ交換完了、動作を見ながらリレー動作LEDが点灯するように
極性を修正する







リレーは新品







ガラスも新品に交換







このサビはどうなるか?







かなり酷い







こうなって







こう仕上がる 慣れたもんです







内部コンセントは必ず交換







配線も新品にするので安心感が違う







新品です!







キーボードが危険な状態 これは、こぼした飲み物で腐食が進行
減肉したのだろう







別のジュークボックスのボタンと交換するが、
スイッチ接点構成から、このフレームは再使用







やっと全部ぬけた







本当にやせ細っている







JB−777から移植







部品を取り出す







状態は非常に良い







移植完了







良かった! 復活出来た







元に戻ってきた







アッパースピーカー これも綺麗にします







外装も貼り直し







電源スイッチは必ず交換







安心感が違います







全てのケーブルクリップを交換







これがLED用電源ユニット 小さく、軽い







戻ってきたぞ







アッパースピーカーグリルも交換







一言、綺麗だ







メモリーコイルユニットの整備







メカニズムのレストア







擦れてモーターの塗装がない







ベアリングう交換と、塗装を行う







真っ黒







ハイ、新品同様







もう、何台メカを分解、組立しただろう







メカが動き始めた







アンプを修理レストアします







パワートランジスタはチェックして交換か決めます







電源部の安定化







レストア完了







どうも選曲がおかしい、レコードを拾い間違える 何かがおかしい・・・







ツメが短いような・・・ メカを直せないからって変な所を切ったんだろう
素人は触るな!







キーボードが危険な状態







マガジンの足を直す なんで、穴開けてアルミ板付けようって考えるんだろう
元通りにすべき







アクリルを切り出す







完全に接着する







音揺れのあるホイールは、ゴムを交換(特注品)







トーンアームも新品に交換







貴重な新品のアーム







バックパネルを製作







調色した塗料







加工完了







金網はステンレスに交換







カギ用金物(特注)







見事なもんです







コインボックスドアも欠品だったので製作







シートで処理 見事!







何処も手を抜きません








全て手を抜かず 丁寧にレストアすると結果見違える様になります







良い気持ちでレコード聴けそう







いいねぇ







音は最高!

今回は結構時間がかかったなぁ 疲れた・・・