No.71 TSUGAMI AMI Lyric
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修理期間 2017年12月26日〜2018年1月29日 (2ヶ月間)

1961年製 (日本の津上がライセンス契約し 日本部品で製造された物です)




群馬県 猿ヶ京温泉 湖畔の宿 湖城閣に置かれているジュークボックス
数年前から壊れていて、ブログで直してくれる人を探しているのを見つけました
お声を掛けたところ、修理をお願いしたいと言う事で、現地で調査を致しましたが
重症で引き取り修理が必要と判断、北海道までお送り頂きました。






故障中の張り紙が・・・






相当な改造的修理がされていて、その辺も修正が必要だった






まともに動作しない






この種類のジュークボックスはアンプが壊れると何故かこのタイプのアンプを
入れたくなる様だ、ぴったり収まるから?






工房に到着、さて直るか?







パワーサプライから修理する






液漏れしていた、修理は正解か?






スイッチは全て交換する







マガジンモータの動きが遅い、カーボンブラシに油が浸透した様で
電流が流れにくい様だ、ブラシ交換







アイドラホイールは交換






リードアウトスイッチも交換






マガジンベルトも交換して回転もスムーズ






6Wの安定器 昭和39年3月24日 の製造 製造から54年経過!






全部新品に、配線も交換







照明は復活






ボリューム、キャンセルスイッチ交換







交換完了






トーンアームの動きが変 再生前、戻る時にレコードをこする
そもそもピックアップが接着?







取り外して、針の入手がしやすいカートリッジに交換






 SHURE針はM44だけどきちんと入る






針が盤をこする原因はこれだった・・・ アームスプリングを折ってしまったので
おもりでバランスを取ったのだろう、これでは、アームが持ち上がらないはずだ!







正しい部品で修理すると機能が回復する






前修理した方が切ってしまった、音声ケーブル キチンと修理する






欠品していたカバーが到着、少し機種が違うので加工しなければならない






白色も良いかも・・・







やっぱり赤がいいか







セレクションユニットの修理







欠品のカバーを取り寄せ







アンプは、ROWE−AMIの純正真空管アンプを取り付けた
117V仕様だが、そんなに問題は無い様なので昇圧せずそのまま使用した







やっぱり真空管が良いよ、しかも結構良い音







無事修理完了







見えるジュークはやっぱりカッコ良い







このジュークボックスは、こちらの湖城閣で聴くことができます







実際の演奏動画は、こちらからご覧頂けます (Youtube)



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