No.75 Rock-ola 408(Rhapsody)
修理期間 2018年6月13日〜2019年1月13日
真空管・リレー式 80枚 160曲 1963年モデル
今回は、岩見沢 喫茶 苦楽館にて使われていたジュークボックス
故障して3万で直ると言われ修理業者引き渡すも、部品が無い
直せないと言われた物
非常に汚い
アンプやモーターが取り外されている
元々音が出ていたジュークボックスのアンプを何故外す必要があるのか・・・
それは後に解ること
さて、修理に取りかかろう 先ずは本体の清掃だ
すっからかん
マスキングして再塗装する
退色を考慮してこの色とした 綺麗
サポートフレームも取り付け
側面も貼り替え 元々はグレーの塗装らしい
外装貼り替え バッチリです
レコードマガジンの清掃
汚い
工房ではここまで綺麗になります 手なんて抜きません
古い感じが良いと言うかも知れませんが、50年の汚れは落としてもいいんじゃない?
部品が引っかかって壊れたポピュラリティーカウンター
コツコツ直すしかない
メモリーユニット さてどうしよう・・・
全て分解整備
特殊なリレーも分解整備
グループ毎カラーコードにしました。
どんどん配線を戻します
綺麗ですね、どのピンが何番か色で解る
コネクター部分
モーターを分解した。 凄い粉
恐ろしい彫れ方・・・
カーボンカス
ローターを修理に出そう!!
整備完了
システム制御ユニット 大きいセレン整流器が見えます
全て新規に配線
こんなもんです! 綺麗
これは直しても機能には関係無いけど
工房ではこうなります。 シールは全てトレース 文字の歪みも正確に再現
その一手間が大切なんです。
アッパースピーカー 鳴るけど良い音では無い
新品に交換 音も良い
さて、これが問題のアンプ 修理が出来ないと言うだけで、廃棄しても良いと
店主は言っていないのに、勝手に取り外され、勝手に修理に出されて
返すには7万円払えと言われたアンプ
海外でジャンク購入出来るので今回はそちらで購入
自分で修理する事とした
業者が適当に修理したアンプより自分が修理した方が良いのは
知っている
オリジナルは酷い でも関係無い どうせ全部修理するんだから
全て確認しながら修理していく
電解コンデンサも新品に交換する
シャーシパンチで穴を広げる
当然完璧に修理できた
テストを行って修理完了
ウーハーがガリガリ言うので、新品に交換
新品
交換完了 音も良い
フレーム類のリクロームを行った やっぱり凄い綺麗だ
ピカピカ!! 凄い
ピカピカ やっぱりリクローム いいね
素晴らしい仕上がりになった メッキして良かった!!
メカカバーも取り寄せ 本当の姿に戻ってきた
音が良い やっぱりRock−olaの音だ
本当は戻して皆で楽しみたかった 岩見沢 喫茶 苦楽館
今は閉店 店主の体調不良
今回、直せないのに持って行って返さない、部品取りにするなど
本当に酷い業者 パシ○ィックトレード 社長はこのジュークボックスを
「こんなのゴミだよゴミ!!」って言っていたとの事
このパシフィックトレード 絶対許せない!
人のジュークボックスをなんだと思って持って行ったんだ
直せないくせに人のジュークから使えそうな部品だけ持って行って
は、そんなゴミと言われたジュークボックス 俺は宝物に出来たよ
パシフィックトレードが逆立ちしたって同じ様な仕上げに出来ないだろう
よは技術なしな連中よ