No.28 TSUGAMI AMI Lyric
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修理期間 2012年7月7日〜9月17日 (2ヶ月間)

1961年製 (日本の津上がライセンス契約し 日本部品で製造された物です)




真空管式 モノラル  現状 全く動作しません






レストア前メカ 非常に綺麗ですが、トランスファーアームに問題有り
全く演奏出来ません
この状態でバネが飛び出るはずですが・・・どうなっちゃってるの







特殊な方法で無事取り出す事が出来た






メカニズムはこんな状態初めての機種 直るのだろうか?






津上とつくだけあって、日立製モーターが使われていた






これがアンプ、真空管でモノラル音声の様だ、だた、回路図が無い!
困った







全く手が入っていない、通電したところ煙が出たので、まず修理してみる。






アンプ修理完了音声はバッチリだ!






割れてしまっている、カラーフィルター、これは売ってないぞ〜





無いなら作るしか無い! ランプ染めQを使用した。 粒子が細かく綺麗に塗装出来る







どんなもんでしょう、緑の塗料が無く黄色と、青を重ね塗りで緑としました。






良い感じでしょう






劣化したアイドラホイール、くぼみがついていて、回転しません。






セレクションユニットの基板も劣化が見られます






届いた新しい部品







アイドラホイールの交換 これで正常に演奏出来るでしょう






新しい基板は金メッキになっています。 これは長持ちしそうです







良い感じでしょう






モードスイッチユニット






全て交換します、どうせ数百円の部品ですから、交換しない意味がわかりません






交換完了

全ての修理が完了した。



本当に動くようになったのが信じられないと、驚いて頂けた。 そう言う言葉は、修理人には何よりありがたい。




実際の演奏動画は、こちらからご覧頂けます (Youtube)



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